「二年連続の最下位ですし、悔しいシーズンになってしまいました。(シーズン途中から指揮をとったことについて)自チームの戦力の把握はできていたと思いますが、他球団全チームの能力、戦い方全てを見ていたわけではなかったので、そこに関しての難しさは感じました。
正尚、由伸に関しましては成績も内容も素晴らしかったと思います。それをチームの勝利に結び付けられなかったということですよね。彼らが悪いという意味ではなく、チームとしての問題だと思います。
正尚はいつも打ってくれていましたよね。由伸もいつも相手を圧倒的に抑えてくれていましたし、もっともっと楽に勝たせられるようにしたかったですよね。
(若い選手起用について)若い選手ももちろんいますが、全ての選手の能力を組み合わせて戦力にして戦っていけたらということでやってきました。手応えといいますか、経験値が増えることで能力が上がってくれたらと思っていました。まだまだやらなければいけないことはたくさんありますので、これから色々と考えてやっていかなければいけないと思います。
(今シーズンは無観客でのスタートだった)これだけ静かなグラウンドというのは初めての経験でした。ファンのみなさんが入れるようになってから、自分は一軍に来たんですけど、ファンの方が喜んでくれている姿が非常に新鮮でしたね。ファンの方が多ければ多いほど力になるということがはっきりと分かったシーズンでした。
(今シーズンの収穫)いろんな戦力が出てきたことじゃないですかね。経験することでチームの能力が上がったと思いますし、それが収穫かなと。この悔しい思いも収穫にしたいと思います。来年、必ずみんなやってくれるはずです。」