昨日完封負けを喫した打線は初回、福田、西野が出塁し1,3塁のチャンスを作ると、吉田正が犠牲フライを放ち、1点を先制する！

一方先発は、個人で京セラドーム大阪9連勝中の山岡。
山岡は3回まで無失点で抑えるも、4回に自身のワイルドピッチで失点し、同点に追いつかれる。
だが逆転は許さず、6イニングを投げ切ったところで交代。京セラドーム大阪での10連勝は次回へ持ち越しとなる。

山岡の後を託されたリリーフ陣は7,8,9回を0で抑えるが、打線も好機を作りながら得点できず。試合は延長戦に突入する。

10回、マウンドに上がった比嘉が2ベースヒットと犠打で一死3塁のピンチを作る。すると、M中村の内野ゴロの間に3塁走者が生還。ついに均衡が破られる。

投手陣の為にもなんとか得点したい打線は、先頭の福田が2ベースヒットで出塁！一死1,3塁で打者は得点圏打率4割超えの吉田正。フルカウントからライトへ放った打球は、またも犠牲フライとなり、土壇場で同点に追いつく！


2-2のまま迎えた11回裏、来田がヒットを皮切りに一死1,3塁のチャンスを作り、バッターは伏見。
カウント0-1から振りぬいた打球はセカンドゴロとなり、本塁クロスプレーの結果...判定はセーフ！今季2度目のサヨナラ勝利！
バファローズは紙一重の勝負を物にした。

「全員がよく粘ったと思いますし、本当にピッチャー陣ががんばってくれました。
ピッチャー陣には苦しい思いをさせているんですが、粘ってくれて、それに野手も応えてくれたと思います。
粘って、いい勝ち方だと思いますけど、次の日があまりよくないのでなんとか明日につなげたいですね。」

＜今日のヒーロー！延長11回に先頭打者でヒットを放ち好機を演出、サヨナラのホームを踏む好走塁！！＞
「（最後の走塁は）なんとかセーフになれ！と思って走っていました。（11回に先頭打者としてヒットで出塁）そこまで苦しんでいたので、どうにかして後ろにつないでいこうと思って打席に立っていました。（今季1軍初スタメンについて）最初は緊張していたんですけど、だんだんと慣れていって自分の良さが最後に出てくれてよかったです。（本拠地初のお立ち台について）普段から応援してくれる方々の前で活躍できたことをうれしく思っています！
もっと積極的にアピールできるように、これからもどんどん自分から仕掛けていきたいと思います！緊迫した試合でしたが、こんなにいい試合が出来たのもファンの皆さんのおかげだと思います！まだまだシーズンも長いですし、ここから選手全員で勝っていけるよう頑張ります！」

＜先発6回を投げ、被安打4、奪三振4、失点1＞
「なんとか試合を作ることは出来ましたが、三者凡退のイニングも少なかったですし、流れを持ってくるような投球をする為にも、もう少しボールを操れるようにしていかないといけないと思います。」