本拠地京セラドーム大阪に戻り、迎えたホーム6連戦の初戦。
その先発マウンドを任されたのは、楽天キラーの田嶋。

田嶋は初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露すると、打線はその裏。
1死から西野の四球、中川のツーベースヒットで2,3塁のチャンスを作ると、続くセデーニョのショートゴロの間に得点を挙げ先制。なおも2死2塁で森が左中間を深々と破るタイムリーツーベースヒットを放ち、初回にいきなり2点を奪う！

打線はさらに3回にもセデーニョのタイムリーヒット、森の犠飛で2点を追加する！

序盤3イニングを0に抑えていた田嶋だが、4回につかまり2点を失う。
しかし、打線はその裏に2死1塁から若月がライトへヒットを放つと、相手野手の悪送球の間に一塁走者紅林が一気にホームに生還し、貴重な追加点を奪う。

田嶋はその後、5回を投げ2失点で降板。だが6回と8回に1点ずつ失い、試合は1点リードで9回に突入する。

迎えた9回のマウンドには守護神平野佳が登板。
平野佳は1死からヒットで出塁を許すも、後続の打者を打ち取り試合終了！
これにより平野佳は京セラドーム大阪での通算100セーブを達成。大事なホーム6連戦の初戦をメモリアルな記録と共に勝利で飾った。

「カード初戦で勝つことができていませんでしたので、勝ててよかったと思いますけどね。
打線が序盤から繋がりよく点を取ってくれましたし、良い走塁もありましたし。そういうところでは上向きかなと思います。
今まで走塁のところで安全にというのがあったんですけど、ああいうところでしっかりと還ってくることができたのは大きいですよね。
投手陣は、簡単なフォアボールが全て失点に絡んだのでそこは反省点かなと思います。
明日の試合も勝てるようにがんばります。」

＜今日のヒーロー！粘り強いピッチングで5回2失点の好投！今季初勝利を挙げる！！＞
「（今季初勝利について）打線の皆さんにも点を取っていただいて、プロ野球にいる中で、この1勝の重みというのを年々感じているので、今日の勝利というのは本当にありがたく思っています。
（投球を振り返って）本当はもっとリズムよく投げられればよかったんですが、反省する部分もたくさんあるので、次に活かしていけるように頑張ります。
ゲームを作れたところはよかったなと思いますので、そこは素直に喜びたいと思います。
（ファンの皆さんへ）いつもご声援ありがとうございます！今年もオリックス・バファローズの野球を観ていただいて、少しでも勇気や元気を与えられるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします！！」

＜先発5回を投げ、被安打6、奪三振4、失点2＞
「球数が多くなってしまい、自らを苦しめるピッチングになってしまいました。ただ、その中でも序盤はストレートが良かったですし、なんとか粘り強く投げて、ゲームを作ることが出来たところは良かったと思います。」

＜1回2死2塁から、レフトへタイムリー2BHを放つ！＞
「打ったのは真っすぐです。初回になんとか追加点が欲しかったので、追加点を取ることが出来て良かったです！」

＜今日のヒーロー！貴重な追加点となるタイムリーを含む2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献！＞
「（今季2度目のお立ち台は）とてもエキサイティングです！チームの勝利に貢献出来てとても嬉しいです。
（タイムリーの場面は）とにかく1本ということを意識して（打席に）入りました。本当にここしかないというところに落ちてくれたので、助かりました。
（田嶋投手の投球は）ストライクゾーンに力強く攻めてくれていたので、なんとか点を取ってサポートしたいなと思っていました。
（ファンの皆さんへ）シーズンが始まってまだチームは波に乗れていないですけど、ここから必ず取り返していきますので、皆さんご声援よろしくお願いします！」

＜3回1死1、2塁から、ライトへタイムリーヒットを放つ！＞
「チャンスの場面だったので、とにかくランナーを還そうと思って打席に立ちました。良いところに落ちてくれたので良かったです！」