《竹原が2号決勝弾! 木佐貫が完投で通算50勝目を挙げ後半戦は快勝スタート!》
いよいよ勝負の後半戦がスタート! 今日からは3位・イーグルスを本拠地に迎えての2連戦。上位巻き返しに向け、弾みをつけたい今日の一戦では、木佐貫に後半戦最初のマウンドを託す!
初回、今日1軍復帰したばかりの後藤がいきなり守備で魅せる。1番・聖澤の放った打球は二遊間へ鋭く飛ぶが、これを逆シングルでおさえ、1塁へジャンピングスロー! さらに1死1塁の場面でも無駄のない動きで併殺に仕留める。後藤の華麗な守備に助けられ、木佐貫は無失点の立ち上がり!
続く2回は先頭・枡田に安打を許すも、続くフェルナンデスを併殺に仕留めリズムを作ると、打線はその裏、無死1,3塁からバルディリスの併殺の間に3塁走者が生還し、1点を先制!
援護をもらった木佐貫は3回をこの試合初の3者凡退に仕留める。しかし4回、この試合初めて得点圏に走者を置くと1死2,3塁から4番・枡田に左前適時打を浴び、1対1の同点に。さらに1死1,3塁と逆転のピンチを背負ったが、フェルナンデスを2打席連続の併殺に仕留めこのピンチを最少失点でしのぐ。
力投を続ける木佐貫に報いたい打線は5回、1死から竹原が打席へ。初球を思い切り振り抜くと「まっすぐを完璧に捉えることができました。」と振り返った打球は痛烈な当たりとなって右翼席へ飛び込む2号ソロ! 竹原のパワーを見せつける右方向への大きな一撃で、2対1の勝ち越しに成功する!
リードをもらった木佐貫は、後半からフォーク主体の組み立てにシフト。6回は1死2塁のピンチを迎えるも、ここから圧巻の投球を披露する。2番・藤田、3番・銀次をいずれも得意のフォークで空振り三振に打ち取り、Bsがつかんだ流れを渡さない!
すると6回、打線がさらなる援護を木佐貫にプレゼントする。2死3塁の場面で今日2打数2安打の李大浩が敬遠気味の四球で歩いた直後、打席には5番・T-岡田。2死1,3塁から低めのボールをすくい上げ、目の覚めるような当たりの右中間2点適時打を放つ! 「前の打席、チャンスで凡退していましたし、何とかランナーを還すことを考えていました。必死のパッチで打ちにいきました!」と振り返ったT-岡田の一打で、4対1とイーグルスを突き放す! さらに8回には後藤の右越適時二塁打で5対1とし試合を決定づける!
今季2度目の完投勝利を目指し、9回も続投した木佐貫。2死から今日初の四球を与えるが、最後もフォークでフェルナンデスを二邪飛に打ち取り、試合終了! 木佐貫は4月15日以来となる白星で通算50勝目を挙げた!
快勝を収め、後半戦をこの上ない形でスタートしたBs。しかし上位への逆襲を見せるには、まだまだ連勝を続ける必要がある。「“勝ちたいです”その気持ちだけですね!」と本塁打を放った竹原は自らの打席を振り返った。このひたむきさを全員が共有できれば、自ずと白星はついてくるはず。残り60試合、ここから怒とうの逆襲劇を演じていきたいところだ!
◇ 竹原 直隆 選手
<今日のヒーロー!勝ち越しとなる2号ソロHRを放つ!>
「あの場面、木佐貫が良いピッチングをしていたので何とか追加点を取ってあげたいと思って打席に入りました。自分でもビックリするくらい、いいバッティングができました!打った瞬間にいくと思いましたので気持ちよかったです!チームが勝つことが全てですので、それに貢献できて良かったです。まずは1試合1試合大事に戦っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いいたします!」
◇ 木佐貫 洋 投手
<今日のヒーロー!通算50勝目を完投1失点で今季3勝目を挙げる!>
「怪我をしてから初めての先発だったんですけど、初回は後藤さんに3つともアウトにしていただいてヒットを2本くらい助けてもらいましたね。今日はどのボールがという訳ではなく、最後にフォアボールを出してしまいましたけど、カウントを悪くしないで攻めていけたのが良かったと思います。通算50勝目ですが、同期には100勝しているピッチャーもいますので、少しでも追いつけるようにがんばりたいです。竹原くんと小松くんと後半戦入る前に同期なので、食事会をして“がんばろう!”と話をしていたところでしたし、チーム全員でがんばっていきたいと思います!」
◇ 竹原 直隆 選手
<5回1死からライトへ勝ち越しとなる2号ソロHRを放つ!>
「まっすぐを完璧に捉えることができました。“勝ちたいです”その気持ちだけですね!」
◇ T-岡田 選手
<6回2死1・3塁から右中間を破る2点タイムリー2BHを放つ!>
「打ったのはフォークです。前の打席、チャンスで凡退していましたし、何とかランナーを還すことを考えていました。必死のパッチで打ちにいきました!」